焼肉庄平常連マニュアル

 

焼肉庄平 / ho-gas

常連への道

初級

中級

上級

焼肉庄平研修旅行ご招待への道

 

常連初級(常連への道)

一人でくること

常連への基本は、先ず一人でよく通うことだ。毎日のように庄平に顔を出し、まず、店員に顔を憶えてもらう。そのうち、他の常連さんが、貴方のことを噂するようになるだろう。

「最近、よく見かけるけど、誰なの?」

貴方は、もう焼肉庄平常連初級者への第一歩を踏み出したのだ。

しかし、あわててはいけない。貴方はまだ基本を学んでいない。先ず、毎日のように顔を出すといっても、顔を出すだけでは当然常連にはなれない。貴方は店にはいったら、なにか注文しなくてはならないのだ。さて、貴方は何を注文すればいいのか。

当然考えられるのが焼肉だ。なぜなら、ここは焼肉屋だからだ。しかし、よく考えてみてほしい。毎日のように焼肉を食っているとしたら、貴方の尿酸値は劇的に跳ね上がるかもしれないし、貴方の懐具合にも都合がわるいかもしれない。貴方がプロレスラーならともかく、普通のサラリーマン等だったら、毎日の焼肉食らいはあまりお勧めしない。(もっとも、プロレスラーでも、毎日焼肉を食っている訳ではないが)

そこで、貴方は他の常連さん達を観察してみるといい。彼ら(彼女ら)は、ほとんど焼肉を注文していないことに気づくはずだ。彼らから業を盗むのだ。

盗みが苦手な貴方にポイントを伝授しよう。

先ず、お飲み物。

飲み物は、実は、何でもいいのだ。ビール、サワー、酎ハイ、日本酒、水割りなど、なにか一品注文する。間違っても、いっきに全部注文してはいけない。おすすめは、ビールを一本注文した後、水割りに切り替えることだ。(水割りとは、勿論ウイスキーの水割りではない。焼酎の水割りだ)なぜ最初はビールなのかというと、本当は最初から水割りでもいいのだが、最初に水割りだと、気分が悪くなる恐れがあるから最初はビール一本飲んでおくのだ。

次は、食い物。

メニューをみてはいけない。勿論、貴方が焼肉が食いたくていてもたってもいられない状況だったり、友人をつれている場合などはその限りではないが、貴方が常連客を目指しているのであれば、カウンターの奥に書かれている変色したメニューを頼むのだ。変色しているからといって恐れる必要はない。お品書きが変色しているからといって、出てくる食い物が変色しているわけではない。とりあえず、貴方は先の飲み物とこの食い物(一品のみ)で30分はねばれるであろう。

次に、小道具。

いくら注文したからといって、最初のうちは貴方自身が孤独に堪えなければならない。他の常連の話にははいっていけないし、店員も手が離せなければ話かけてくれないだろう。そんなときには、用意しておいた新聞や、雑誌を見るのだ。お勧めは、東スポ・週プロ(週間プロレス)・競馬ブックなど。アウトドア情報や、車、パソコン誌などもいいかもしれない。適度にマニアックな新聞・雑誌などで、他の常連さんの興味をひきつけるのだ。もしかすると、常連さんが話かけてくるかもしれない。そこまでくれば、もう貴方はりっぱな焼肉庄平常連初級者だ。

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常連中級(常連のモラル)

ここまで読み進んだら貴方は焼肉庄平の中では名前が通っているはずだ。(もっとも、貴方の本名ではないと思うが)しかし、ただ憶えられていれば常連客として通用するほど世の中は甘くない。ここでは、常連としての最低限のマナーというか、モラルをおぼえてほしい。

橋本真也

店員の中に橋本真也がいるが、(似てるだけ。ちなみに)間違っても、「橋本さん?」などといってはいけない。なぜなら、本人は自分のことを武藤敬司に似ていると思い込んでいるからだ。むしろ、話題にするなら獣心サンダーライガーや佐々木健介、長州力あたりが無難だ。また、彼は全日本女子プロレスフリークなので、選手の生写真をちらつかせるようなことは避けよう。ちらつかせた時点で、もうその写真は二度と貴方の物ではなくなっているだろう。

ビル・ゲイツ

昔、ビル君の友人と称する常連初心者のおじさんが焼肉庄平から追放された。彼の行動からいくつかの教訓が学べるはずだ。 彼は、いくつかの過ちを犯したのだ。

酔っパラってしまった(基本的に、常連は酔ってはいけないのだ)
自分の自慢話をしてしまった(私はビル君にプログラムを教えた・・・)
うそをついてしまった(上の自慢話がうそ・・・だと思う)
ヨシコさんのオッパイを揉んでしまった
性懲りもなくまた揉んでしまった(失敗は二回は許されない)
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常連上級(とどまるところを知らぬ常連の道)

G1-2着当て

G1レースをやる際に、2着あてクイズをやる。(競馬とは限らない)

その際に、あまりギャンブル心を出してはいけない。儲けたければ、自分で買いにいくことだ。あくまでも遊びでつきあうスタンスで取り組むことが大事だ。

たまには焼肉を食う

焼肉屋であるから、たまには家族や友人と、焼肉を食おう。一人で来るときは、その限りではない。

店の人間から、好感をもたれ、たまには特別メニュー(マカナイ)などふるまってくれるかもしれない。

 

お暇だったら

忙しいときにくるなというわけではないが、客が多ければ常連の意味がない。店に客が少ないときにはサクラとなり、客がふえてきたら、静かに帰る。これが常連の上級テクニックなのだ。

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焼肉庄平研修旅行ご招待への道

さあ、ここまで読んだら貴方は立派な常連の秘訣を身につけました。ただし、最終的に、常連かどうかを判断するのは、焼肉庄平のスタッフです。もし、貴方が庄平研修旅行に誘われたとしたら、あなたは焼肉庄平の常連として認められた者と考えていいでしょう。

ただし、いっとくけど旅費は勿論自腹です。

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最終更新日: 1999/07/04